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維新の歯車 5
投稿者:
剛
投稿日:2008年12月16日(火)15時40分59秒
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返信・引用
維新後、岩倉・大久保らは欧米視察に出かける。
目的はこれからの日本のあり方進み方の勉強と、不平等条約の改正の為である。
しかしこの時、この使節団には天皇の委任状が必要だと言われ、それを取りに帰っている。
交渉はまったく受け入れてもらえず、改正されたのは日本が清国やロシアに勝利してからである。すなわち武力の弱い国は世界ではまともに相手されないのである。
大久保がイギリスを見たときに、その裕福さ、工業の目覚しさに驚いた。
強兵よりもまず富国が先である、強兵は富国に裏打ちされていると。
当時のドイツの宰相ビスマルクの歓迎晩餐会の演説が残っている。要約すると。
「世界はみな親睦礼儀で交わっているようにみえるが、それは表面上だけで、公法(国際法)など大国が利を争う場合、自国に利があれば公法を持ち出し、不利となれば大砲を持ち出す。だから公法は常に守らなければならないものではない。」と脅されてしまいます。
日本に帰ってみれば「征韓論」一色である。
大久保は驚き反対した。富国・殖産興業が先である。順序が違うと。
陸軍の予算要求書に対して、大久保は「電信鉄道は一時多額の費用を要するが、官民に尽きぬ利益をもたらす。軍の費用はまったく無用の長物である」しかし続けて「軍備を怠るべきではない」とも言っている。
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